電池メンタル社会人日記

映画やライブの感想書きます

トップシークレットマン 漫喫、xxxされた先輩へ2 w/Pavilion/JIGDRESS

2/13(火)下北沢SHELTER(開演19時半)

 

今日はライブを見に行きたいなと思っていて、この前にベイキャンプにも出演して、神聖かまってちゃんのリスペクトを公言して、YouTubeのライブ映像からグッときて、何よりアルバムのジャケットのグロテスクさに引いてしまったけど気になる存在だった、トップシークレットマンのライブがあると知って、行きたいなと思っていたけど、もう売り切れで、あーとなっていたら、リセールでその日の朝に購入できた!やったぜ!買ってから気づいたけど、普通にワンマンだと思っていたけど、スリーマンの対バンライブでした。

 

まず、調布のイオンシネマに行って『紅の豚』のリバイバル上映に行った。宮崎駿の中でも好きな作品だし、マジで良かった。ジブリの映画はどんどんリバイバルしてほしい。そこから調布のTSUTAYAで『トトロ』『ラピュタ』『魔女宅』『デッドプール1・2』を借りた。

 

新宿に行って、「大江戸」で寿司食って、「宝島」に行った。店内ではPKshampooの楽曲が流れてた(新宿だから?)。最近ハマってるVRは2時間がマックスで以降は10分300円の延長料金がかかるので実際には2時間が限界。月野かすみさんで3発抜いてしまいました。近くの部屋が音漏れするくらいの大音量で喘ぎ声が聞こえてきて、若干萎えた。

 

まだ時間があったので、新宿から下北沢まで、1時間15分かけて散歩する。久々に歩くと気持ちいいなと思う。歩きながら、まず、JIGDRESS(ジグドレス)のEP3枚聴く。普通にART-SCHOOLっぽくてカッコいいギターサウンドだった。Pavilion(パビリオン)のアルバムも1枚聴く、こちらも普通にカッコよかった。なんかトップシークレットマンと対バンするから相手も変なバンドかと思ったけど、そんなことはなかった。もちろん、トップシークレットマンのアルバムも聴き直す。

 

下北沢に到着。「なおちゃんラーメン」に行きたかったけど、定休日だったので、餃子の王将へ。ラーメン、炒飯、餃子、唐揚げを食べたらかなりお腹がいっぱいでまずいなぁと思う。下北沢駅前のロッカーに荷物は預けて、下北沢シェルターへ。ここのライブハウスは初め来る。ぼざろの聖地らしいことは知っている。アニメは見てないけど。中に入るとソールドアウトかつ入れすぎな客の多さでやばい。会場内は地雷系ファッションで髪染めでピアスしまくりの女の子とタトゥーを入れてる男の子とかが沢山いて、今まで行ってきたライブの雰囲気とは違った。

 

・Pavilion

後から来た客が隣に来たが、それがベイキャンプの青木Pだった!アツ!こういうライブとかちゃんと見に来るんだなと思うと、どこか僕も業界人気分。先ほど食べすぎたせいで立ってみるのがしんどいし、人が多くて気持ち悪くてしんどくなる。ちなみにライブ自体は音源の方がよかったかなという感じ。ボーカルが何言ってるかがよくわかんないすよね。

 

〈セットリスト〉

1. RACE TO THE HEAVENS
2. 渦
3. Monday Mornin' Flavor
4. エメット
5. La La La
6. Your Eager Dog Song
7. Yumeji Over Drive
8. Hit-or-Miss

 

・JIGDRESS

とにかくここから抜けたくて、下手のトイレ側のスペースに行く。物販前のスペースは少し空いてて、落ち着く。物販担当している女の子(たぶん、カメラマンも兼任)の腕がリスカ痕だらけで、下北沢のバンドってこんな感じなのかな?って思う。こちらのバンドでギターしているのは地下室タイムズの石左ことイセノさんという方らしい。地下室タイムズずっと読んでたのでグッとくる。顔は芸人のもものせめるのような感じだった。こっちは演奏もボーカルもハッキリしていてとても良かった。「ってか」ではトップシークレットマンのメンバーがダイブしてくるなど、テンション上がる場面も。

 

〈セットリスト〉

1. 5/0.6
2. 生活費
3. snap
4. nectar
5. ってか
6. 狂ってる
7. mother

 

・トップシークレットマン

お目当てのバンド。準備中からずっとメンバーが喋りまくって酒を飲みまくるのがウケる。ベースのねぎしと同じゴス衣装を着ていた客をステージに上げるなどしていた。ねぎしはかなり客を煽ってテンション上がるし、何より可愛いなと思った。ボーカルのしのだは、前にライブやったときは友達を呼びまくってようやく20人しか来なかったのに、今では200人ソールドアウトさせたことが本当に嬉しいと感激していた。元々、北浦和のライブハウスの店長で現在はスタッフの安藤さんやPAなど、カメラマンも含めて裏方の名前を何度も出す。それは裏方あっての活動だし、レペゼン地球もそうしてるから。レペゼン地球になりたい!と叫ぶ。それはレペゼン地球が成り上がったように、トップシークレットマンもZepp幕張メッセを目指していると頼もしい発言も。北浦和出身であることは言い続けるし、テレフォンズがいつからか北浦和でなく埼玉出身と広く言い出したこともイジる。そして、今回のアルバムタイトルになった曲にも触れる。それはほんとにそうしたことがあった先輩のことを想って歌った歌で、そう考えるとすごく悲しい気持ちになるし、ショッキング。だとするとあのアルバムジャケットが簡単にグロいなんて言えないし、重たく受け止めるし、ああやって表現するしかないものだったんだなと思う。僕は勝手に創作したテーマだと思っていたので、トップシークレットマンに対する見方が変わった。彼らの音楽は公言している神聖かまってちゃんの影響は感じるし、その前世代の銀杏ボーイズも感じるし、楽曲の自由さにはマキシマムザホルモンも感じる。何より彼らはパンクバンドで、僕はかまってちゃんも銀杏も客の熱量が全盛期だった時代には立ち会えてない。tetoは良かったけど、すぐにコロナ禍になって、メンバーも変わりバンドは音楽性も含めて変わってしまった。そう考えるとほんとにドンピシャのパンクバンドってトップシークレットマンが初めてだったのかもしれない。

 

ライブはパンクサウンドでありながら、ヒップホップのバイブスも、ボーカロイドボイスの切なさも、サンプリングしまくった音声も相まってカオス。ただカオスなだけじゃなくて、Arctic Monkeysの「Brianstorm」の世界一カッコいいイントロや、Blurの「song2」をカバーしたり、とにかく上げてくる。メンバーもダイブするし(ねぎしの厚底の靴には触れた)、客もダイブしまくり。僕も左腕が痛いのを忘れてジャンプしてモッシュゾーンに突入。久々にギュウギュウで汗だくになるライブハウスを体験した。アンコールでは2回目の「サッカー部の〜」を披露。やっぱこの曲がバンド側も代表曲だと思っているし、僕もこの曲はほんとブチ上がる。

 

〈セットリスト〉

1.ひとみちゃん

2.スペルマライフ

3.サッカー部のサノくんを倒す曲

4.「死にたい」とか絶対言えない

5.君にラブソングを書く

6.新曲

7.好きじゃないあの娘にキスをしよう

8.ファーストバージンさよなら

9.僕の心臓フェラしてくれ

10.キミがキミでいてほしいから

11.しのちゃんかわいい

12.Song2(Blur

13.NEU

アンコール

14.サッカー部のサノくんを倒す曲

 

これからあるであろうワンマンライブには、またいっぱいの観客の中でやっ欲しいし、そうなるであろうし、行きたいなと思う。こういうバンドのライブ行った後、常に思う。みんなコツコツ頑張ってるんだなと。僕も頑張らないといけないと。ライブハウスを出ると「超社会的サンダル」のメンバーがビラを配っていた。下北沢駅へ向かうと僕のロッカーから完全に他の人が荷物を取り出していて、僕の荷物が消えた。Suicaの先払いシステムだったらしい。知らんがな!!今日僕は24才の誕生日だった。最高で最悪な誕生日。

 

〈後日談〉

朝から京王線のコインロッカーの会社と京王線の落とし物センターに電話したけど、届いておらず、下北沢の交番まで行って遺失届書いて、駅に戻るとコインロッカーの業者の人がいて、たぶん僕が支払わずにロッカーに入れたから、他の人が移動させたんじゃないかと、その予想は当たり、下のロッカーに入ってた!!!やったーー!!!支払ってなかった料金も見逃してくれて喜んでくれた業者のおばちゃんありがとう!!遺失届の取り消しを伝えないって喜んでくれた交番おじさんありがとう!!今年はずっといい事ないなと思ったけど、例えばヤバTのライブで怪我したときも、助けてくれたお姉さんがいたし、こうやって喜んでくれる人もいる。いい奴ばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもない。TSUTAYAのレンタルDVDの弁償代に怯える必要もなくなったし、テンション上がって、気分が良くて、また中華(エビチリチャーハン)食って、Galileo Galileiのベスト盤を聴いたら、めっちゃいいバンドっていまさらなって、今日は天気も良くて気温も高いから1時間ほど歩いて帰ろうかなと思う。

 

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