電池メンタル社会人日記

映画やライブの感想書きます

BONE WEEK WONDER'26 computer fight/想像力の血/ผ้าอ้อม99999

8/12(水)TOKIO TOKYO(開演:19時半)

 

近所のブックオフで齋藤飛鳥の写真集2冊と、『プロジェクトヘイルメアリー』上下巻を売って1300円を得る。ちなみに写真集の1冊目の方は状態が悪くて値段がつかなかった。それから下北沢に移動。駅直結の「歓迎(ホアンヨン)」でエビチャーハンと餃子のセットを食す。クオリティが高い。それからトリウッドで『君は映画』を観る。トリウッドに来るのは『デビルマンクライベイビー』一挙上映以来でかなり久しぶり。館内の椅子もこんな感じだっけ?新しくなった?と思う。映画の舞台が下北沢で、トリウッドの建物が軸になるので、ここで観ることができて良かったし、映画も面白かった。 伊藤万理華さんって齋藤飛鳥さんに似てるんだなと思った。そして快活に移動。「100カメ」の東海道新幹線の回を観る。久々に100カメを観たけど面白かった。そして西森めいささんの可愛さに気づく。それから渋谷へ移動。シンクロニシティで来た以来のTOKIO TOKYOへ。ロッカーあるんだ。マンゴージュースを頼んで飲む。

 

・computer fight

前回、サウクルで観たときはいなかったボーカルの畠山さんもいる完全体。畠山は古谷実漫画に出てきそうな雰囲気。それか、つげ義春?そんな畠山が開演10秒前からカウントして「ロックンロールバンド、computer fight」と発し、定刻と同時に爆音でスタート。畠山も歌う前にラッパを吹き鳴らす。畠山はライブ中、爆走モード。ベルトパーテーションを突っ切って、フロアの真ん中で叫び、丸テーブルの転がって立ち上がる。マイクスタンドは叩きつけ、マイクケーブルはぶん回し、マイクを口に突っ込み、いつのまにかマイクは潰れていた(大丈夫!?)。そんな爆走モードだったが、途中にメンバー全員でセトリを削る作戦会議が行われたのが可笑しい。爆走モードなのは、他メンバーも同じくで。特に目を引くのはナガオカのドラム。ナガオカは、目がバキバキで、サツマカワ似である。ドラムを鳴らすというより叩きつけていた。ギターの千川は、ライブ中にしゃがみ込んで弦を張り替えていた!超絶技巧な演奏であっという間にライブは終了。「新卒で天使になれなかった」はいい曲だよね。テレビ大陸音頭との親和性を感じるけど、対バンはしたことあるのだろうか。

 

・想像力の血

1月の内山さんフェスでは、パンパンすぎてちゃんと観れなかったので、こうしてちゃんと観れるのが嬉しい。ボーカルの佐藤は麦わら帽子を被って夏スタイル。そんな佐藤がアウトロのギターに対して「くどいね」と呟いてたのがウケた。なんかタモリみたいなセンス。どこか懐かしさを感じながらもアバンギャルドなスタイルで不思議な世界に引き込まれる。

 

・ ผ้าอ้อม99999

パオームじゃなくて、パーオームです。遂に観れたわけだが、音源よりもとっても素晴らしく興奮した。覆面バンドかと思いきや、そうでもなく黒いテロリストのような身なりは統一されている。ボーカルはサンバイザーもつけ、完全覆面だったけど、ドラムは目が出ていて、ベースはグラサンをつけていたけど途中から外し、imaiのような動きを見せるコンポーザーはずっと顔が出ていた。やはり、ドラマとベースが生の楽器として存在することのパワーを感じるし、特にドラムが素晴らしく、常にアッパーにハードコアに加速していく。これは1度観たらハマっちゃうね。それこそ、イノウやひがしやしきとかと対バンして欲しい。

 

帰りは焼肉ライクヘ。

 

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CANNONBALL外伝(3日目)

8/11(火)有明アリーナ

 

今日は午後から台風が直撃ということで気が重いが行く。国際展示場駅から20分ほど歩いて会場へ。亮君デザインのホルモンコラボTが売ってたら買いたかったけど、会場に着いたときには完売になっていた。なんか、フェスに来るときマジョリティのTシャツを着たくないけど、全然関係ないTシャツも着たくないという思いがあるので、今日はナンバーガールTで来ました。開演5分前になって、主催の鹿野淳が登場して挨拶。台風なのに来てくれた観客に感謝を伝え、今日のメンツについて「ロックの中のロックの中のロックの中のロックミュージック」と言っていたのが印象的。1組45分尺のライブスタート!

 

・ZAZEN BOYS(15:00〜)

3面の巨大LEDに映し出される豪勢な映像とZAZENのロゴ、火柱が立ち上り、メンバーが登場。あまりにもZAZENとは似つかない雰囲気だが、向井が登場するだけで場を掌握する空気が生まれる。まず、「消防車呼んだ方がいいんじゃない」と挨拶。ライブ中、ビール缶をこまめに口に含んで、飲む終わると缶を投げ捨てスタッフに2本目をもらう。「後ろのドアの向こうにバーカンありますから心配しないで」と謎のセリフを何度も言っていた。「このフェスティバルを開催してくれた、日本テレビさん、鹿野淳さん。対バンを決めてくれたマキシマムアンドホルモンの皆様」と独特の呼び方で感謝を伝えていた。てか、このメンツの決めたのにホルモンが関わってんの?

 

24年のラブシャ以来2年ぶりに観たZAZEN。今日のセトリは今まで僕が体感してきた定番曲ではない、今のシンセ中心モードになったZAZENという感じで新鮮だった。「ポテトサラダ」〜「The City Dreaming」までは向井がシンセを弾いたり弾かなかったりするスタイル。フロアが沸く「ポテトサラダ」ではレーザーが照らされる。アゲてきたフロアの空気を変える「Friday Night」は、ちゃんと聴いたのは初めてだったけど、心地よくて良かった。「I Don't Wanna Be With You」「The City Dreaming」で、ZAZENのダンサブル空間が展開。クライマックス、「乱土」「胸焼けうどんの作り方」でZAZENのアッパーさが炸裂。僕が好きなのはZAZENの超絶技巧アッパー曲なので、そういうのがもっと聴きたかったなと思った。

 

〈セットリスト〉
1.Fureai
2.IKASAMA LOVE
3.ポテトサラダ
4.COLD BEAT
5.Friday Night
6.I Don't Wanna Be With You
7.The City Dreaming
8.乱土
9.胸焼けうどんの作り方

 

浅井健一は「D.I.Jのピストル」からスタート。あのベースは本当に宇野さんなんだろうか。僕の中の宇野さんは、2011年12月のアートスクールの宇野さんで止まっているから、15年経って怪しげでダンディな中年になっていて驚く。離脱して、休憩所でキューバサンド(1200円)とみかんのレモネード(600円)を食す。ラスト15分ごろにまた戻って、「ガソリンの揺れかた」「SKUNK」「SALINGER」などを聴く。ラストは火柱祭りでヤバかっこよかった。クロマニヨンズも、冒頭とラスト15分だけ聴く。いつまでも元気なステージの光景にこちらも元気をもらう。

 

・マキシマム ザ ホルモン(18:45〜)

いつもならモッシュピットに突撃するけど、後方エリアが広々空いていたし、今日はそんな気分じゃなかったから、後ろから観る。ホルモンは今日のレジェンドメンツの中で1番後輩ということで、ナヲが「フレッシュ!」と叫ぶ。画面にバンドそれぞれの平均年齢を出すわけだが、当然、閣下の10万歳が際立つ。とにかくナヲとダイスケはんが「ブハハハ〜」「蝋人形にしてやろうか」と閣下のマネを随時差し込んでいく笑。ダイスケはんは、今日のメンツはヒーローだと語り、“いつだってマイクロフォンから「頑張れ!」と言われてきた”とブルーハーツを引用しつつ、拳を挙げて歌おうと「月の爆撃機」に繋げていく。個人的に嬉しかったのは「ロッキン・アグリーモーション」。この曲、ちょーカッコよくて、中坊の頃、何度だってYouTubeのギター弾いてみた動画から聴いていたんだ。それにしてもホルモンの映像演出は凝ってるな。「ロッキン」以外全曲映像ありでしょ。「ストロベリーバイブ」の歌詞演出もカッコよかったし、「鬱くしき人々のうた」は歌詞を見るとより響く。「メガラバ」のアニメMADはカットされていたけど笑。

 

〈セットリスト〉
1.シミ
2.「F」
3.ロッキン・アグリーモーション
4.maximum the hormone ll~これからの麺カタコッテリの話をしよう~
5.ぶっ生き返す!!
6.令和ストロベリーバイブ
7.鬱くしき0P〜月の爆撃機〜
8.鬱くしき人々のうた
9.恋のスペルマ
10.恋のメガラバ

 

台風が怖いので聖飢魔IIを観ずに退散。有明ガーデンのはま寿司へ。軟骨揚げ無くなってる!

 

ホルモンのとき、目の前に高校生くらいの男の子と、その両親の3人家族のお客さんがいた。男の子はクロマニヨンズのTシャツを着ていて、お父さんはザゼンのグッズを身につけていた。3人とも音楽が好きなんだろう。その光景がなんだかとても美しく羨ましく思えた。

 

今日ライブを観ていて思ったのは、元も子もないこと言えば、クロマニヨンズよりブルーハーツの方が好きだし、バースデイよりミッシェルが好きだし、ザゼンよりナンバーガールの方が好きだし。そこには正直な自分でいたいと思う。

 

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アフターソウル『軽音楽』リリースツアー w/the bercedes menz

8/10(月)F.A.D YOKOHAMA(開演:19:00)

 

午前中に仕事を終え、秋葉原に。叙香苑(じょうこうえん)という中華屋で、Twitterでオススメされていた炒飯を食べるが油っぽくて微妙だった。それから中古のiPadやiPhoneを見て回るが、差し込み口がタイプCになってるものはまだ高いんだなーとなる。快活に移動。初めて『ちいかわ』の原作を読む。5巻まで読んだ。いきなり最初からうさぎはいるんだーとか、モモンガの入れ替わりとか、キメラ化?でかつよ化?についての説明とかないんだーとか、思った。小さな友達がやっぱ「擬態(ぎたい)型」だったというオチの勢いにウケた。秋葉原から石川町駅へ。FAD横浜に来るのも久々な気がする。

 

・the bercedes menz

FAD30thのバックドロップの前に立つベルセデス。FAD横浜もライブハウスの聖地の一つだと思ってるので、そんな会場にベルセデスが立っているのも感慨深いし、何より横浜はワダの地元ということで、「俺の地元!」「横浜!」というシャウトも曲中に挟み叫ばれる。1曲目にやるのは珍しい「幸福な子供たち」からスタート。メンバー紹介からの「little black dress」からの「あーもう」でブチ上げてからのライブ定番曲となった「ice pick」でさらにアゲていく!「pile bunker」や最新曲「impact tracker」を聴くと、ラウドなハードコア成分が多め入っていて、ベルセデスのモードを感じられる。9曲目「SMAP」では途中、ボーカルエコーかかってた?そしてラストにやるのは珍しい僕の大好きな「行為する惑星」でシメ!自由人ヤマさんは、メンバーのペットボトルから水分補給するし、フロアが倒れそうになって足で支えながら叩くという超人技を披露していた。ライブ終わって、耳栓してたけどスピーカー前にいたからか、久々に耳が終わった。

 

〈セットリスト〉
1.幸福な子供たち
2.the anomaly
3.pile bunker
4.only god discotheque
5.little black dress
6.あーもう
7.ice pick
8.impact tracker
9.SMAP
10.行為する惑星

 

レモンスカッシュをドリンク交換。バーカンで、堅揚げポテチのミニ袋が100円で売っていたので合わせて購入。良い組み合わせで転換を待つ。

 

・アフターソウル

メンバーチェンジもあり、バンド名も変わったアフターソウル。最新アルバム『軽音楽』は一部楽曲を除き、サブスクでは配信されておらず予習は出来なかった。若い衆を引っ張るセンターの山田亮一は髪を上げて俳優みたいなイケオジになっていた。1曲目「最低のふたり」からかっ飛ばしてスタート。客も圧縮。後ろの方で観ていたけど、圧縮あってか意外と見やすい環境に。「大阪から来ました。42歳、独身、自営業。一生懸命歌います」という挨拶から始まった「ネイキッド チャイニーズガール」。客が〈ネイキッド チャイニーズガール〉と叫んでシンガロングする光景を後ろから見て、なんだかそれが感動的なくらいに良い光景だなと思えた。先ほどの挨拶からあるように、山田は基本ちょけておどけて飄々としてるスタイルなのが面白い。そんな彼だが、“これからギターを始める人、今ギターを練習してる人、昔ギターを触っていた人に捧げます”と始まった「ギター」には熱さがあった!「変態紳士淑女の皆様」と触れて始まったのは「ファズミーテンダー」。アンコールが終わり、会場を出てクロークから受け取っていると、会場内から歓声が。会場に戻ろうとする客を入れてくれるFADのスタッフの優しさに乗って、会場に戻り、「暴れてください」と言って始まったのは「ハイカラさんが通る」。興奮するフロア、バキバキの演奏、最後には山田がフロアにギターを投げ入れる!その全てが輝いて美しく見えた。ふと隣を見ると、ワダさんが立っていてその光景を見つめていた。なんだかライブハウスがキラキラしていた。

 

〈セットリスト〉
1.最低のふたり
2.汚言症
3.ネイキッド チャイニーズガール
4.夕凪
5.五音ガール
6.オルタナくん
7.美しいアヒル
8.ギター
9.娯楽
10.ワンナイト・アルカホリック
11.ファズミーテンダー
12.言葉の暴力
13.アバンチュール
アンコール
14.禅の宿
Wアンコール
15. ハイカラさんが通る

 

22時半ラストオーダーの「坂内」で全部乗せラーメンを食べた。

 

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Trooper Salute 1st ALBUM 「友達がいました」 Release Tour

7/20(月)渋谷WWWX(開演:18時半)

 

渋谷の「もみの匠」でスッキリしてから会場へ。

 

フリッパーズギターの「GROOVE TUBE」入場SE(フォロワーさんに教えてもらいました)に登場したメンバー。ボーカルのムサシは白いガーリーな服装、キーボードの小宮、ギターの岩井、ベースのロン、ドラムの梅村はそれぞれシャツを着てシックな出立ち。ライブ中は、ムサシと小宮はクールなスタイル(上手にいたのでちゃんと小宮の表情が見えたわけではないが後ろ姿がクールが伝わってきた)、岩井は微笑んでる感じ、ロンはエモーショナルで、梅村はパッシャナブル。1曲目「ドップラー」は、音源ではタイトル通りドップラー音からスタートするが、ライブでは、どこか不穏さ感じる歌声と演奏のハーモニー(レディオヘッドのよう)から楽曲がスタート。トルーパーのライブは、どの楽曲も音源からは想像つかない斜め上のアレンジが加えられるか、間髪入れずに繋ぐなどして、テンポ良く楽しく観てられる。一つのライブが作品であるような構成。今回は前半がずっと繋がっていくような構成で進められていた。

 

2曲目「絶縁」は、先行リリース時点で、とんでもないことになってんなぁと、改めてトルーパーへの認識を変えた曲。印象的なイントロは小宮のキーボードによって弾かれる。そして、トルーパー印でもある、ムサシの歌い上げに激しくなる演奏が重なるというスタイルがバチっとキマる。3曲目「つつぬけ」までは、アルバムの曲順で披露。4曲目「幽体離脱」で、過去のトルーパーのポップナンバーのコーナーへ。〈君のこと こんな好きなのに/僕のこと ぐちゃぐちゃにしたのに〉とストレートさが伝わる楽曲。ムサシは横笛を奏で、クライマックスはハイパーテンポアップでお祭り騒ぎ。トルーパーのこういう楽しいとこが好きだ。だんだんだんだん盛り上がるセッションから繋がったのは「野菜生活」。ムサシがぶっきらぼうにカウベルを叩くのがなんとも可笑しい。それにしても小宮の歌詞のセンスはすごい笑。〈強酸性なの近寄らないでよね〉も凄いし、サビが〈オービス光らせないようにね〉ですからね。そして“野菜生活を飲んでる私”というモチーフからここまで広がるのか。6曲目はアルバム随一のポップチューン「よだか」。疾走感が素晴らしい楽曲。そして代表曲「天使ちゃんだよ」に繋がっていく。   

 

ムサシのループする笛の音に合わせてループする演奏のイントロを挟んで始まったは、8曲目「悪知恵」。しっとりしたムードでフロアの空気をガラッと変える。続く9曲目「ホーリーナイト」は、アルバムでも異質な雰囲気を持つ楽曲。ミニマムな演奏から始まって、十八番の歌い上げ展開に繋がっていく。10曲目は大好きな「茶番」。不穏さから入って、カッコいいギターと激しい演奏が連なる構成がレディオヘッドのようでお気に入り。アウトロも長尺に伸ばされて披露。ムサシの歌唱も今までは美しい歌い上げだったが、今回はシャウトをかます!そして、ピアノソロから始まった大大大好きな11曲目「スローイン」へ。曲が良すぎて泣けてくるんだよ。そして小宮がメインボーカルの楽曲だが、小宮のボーカリストとしての素晴らしさが遺憾なく発揮されている。

 

またもやピアノソロから始まった12曲目はフレンチテイストな可愛さが包む「冷たいマーメイド」。そしてなんと2コーラス目からは、吉澤嘉代子がゲストボーカルとして登場!吉澤さんの歌声とお美しさに慄くばかり。歌唱中、吉澤とアイコンタクトしたムサシはキュン!と胸を撃ち抜かれたようなポーズ。吉澤はWWWXに来るのは初めてだという。トルーパーの結成には、ムサシがカラオケで吉澤嘉代子の楽曲を歌い、それを見た小宮が誘ったという経緯があるらしく、吉澤は「今、日本で一番カッコいいバンドの結成に関わってたなんて」と言い、「日本で一番カッコいいですよね!」と客に問いかけて煽る!それに対して小宮が「泣きそう」と答え、けど泣かないようにしてると、吉澤が「どうしたら泣くの?」と聞き、小宮が「キメラアント編とか」と、オタク回答(笑)。そんな吉澤とコラボするのはもちろん「不治」。トルーパーのシンフォニック性が1番出ている楽曲かもしれない。吉澤の歌唱も最高潮に達す。そんな吉澤がギターの岩井を覗き込むように見つめていたのもなんだか可愛い。演奏が終わると吉澤がムサシを抱きしめてから立ち去る。ムサシは涙ぐんでいた。

 

ライブ終盤はアルバムの持つハードでヘヴィな楽曲が揃うが、そこにこそ神が舞い降りてきていた。14曲目「埒」では、連呼する〈埒が明かない〉でムサシの本日2回目のシャウト!15曲目「友達がいました」は、ツインボーカルが映える楽曲。照明がメンバーを後ろから神々しく照らし出し、「ラ〜ラ〜」とメンバー全員が口ずさみ、マイクのない岩井とロンも前に出て横一列に並び、エモーショナルな熱唱と演奏が大団円に包み込む。本編ラストは「成れの果て」。友達が主題のアルバムが、最後には世界の果てのことを歌うなんて。ウテナ?音源から異彩を放っていた爆裂なドラムソロももちろん披露。繰り返される〈生きてゆける〉が心に刻み込まれる。

 

アンコール。小宮は「明日もバイト」と嘆き、ムサシも「明日は会社」と嘆く。そして「明日、大学の人も会社の人も頑張りましょう!」と呼びかける。小宮は、今後も作りたい曲を作っていきますと力強い宣言。アンコールで披露したのは、このアルバムのCDに収録されたボーナストラックの「正体」。「ホーリーナイト」と通ずるとこのある楽曲。途中、ムサシにピンスポが当たりギターをソロで弾いて、そのまま弾きながら歌い、演奏は加速して、ドラムは爆裂になり、ピアノは高速の速弾きに!これ以上ないアンコール!からのWアンコールは、「もう一盛り上がり!」と登場して披露されたのは、1stEPのCDボーナストラックの「十纏」。トルーパー史上No.1のアップテンポな演奏駆け抜けて小宮の「あざした!」で終演。スカッとさせくれるなぁ〜。

 

まだ22.23歳の彼らは天才スーパーセンス集団でしかないし、ライブが楽しくてカッコいいっていうのは良いバンドそのものだなって思う。特別な夜になった。

 

〈セットリスト〉
1.ドップラー
2.絶縁
3.つつぬけ
4.幽体離脱
5.野菜生活
6.よだか
7.天使ちゃんだよ
8.悪知恵
9.ホーリーナイト
10.茶番
11.スローイン
12.冷たいマーメイド(feat.吉澤嘉代子)
13.不治(feat.吉澤嘉代子)
14.埒
15.友達がいました
16.成れの果て
アンコール
17.正体
Wアンコール
18.十纏

 

帰りは「はやし田」のラーメン食べた。

 

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Now 2 さらば帝国/SYAYOS/せだい/zoo

7/19(日)下北沢近道(開演:18時)

 

渋谷ヒューマントラストシネマで『チルド』を観た。なかなか面白かった。展示物を撮ろうとしたら、iPhone17eの超広角レンズが使えないのが仇となって上手く撮れない。超広角レンズ使えないの、こんなに不便なんだ。近くの「てんや」で、天丼と蕎麦のセット。夏は蕎麦に限る。それから、無印良品に行って、新しくリュックを買う。でも、よく考えたら下北沢にも無印あったね。下北沢の快活で時間潰して会場へ。

 

・さらば帝国

「This is ニッポンのさらば帝国」と向井秀徳とチバユウスケが混じったような挨拶するさらば帝国。さらばは、Nikoんと同じくらいライブでよく見るし、というかライブをしまくってるバンド。楽曲もライブも、ずっと側にいてくれるような存在になってる。

 

〈セットリスト〉
1.渚でロックンロールショー
2.GOLD
3.喫茶夕暮れ知らず
4.たとえば炎
5.セスナ
6.おもいでぱんく
7.SUMMER TO REMEMBER
8.騒ぎ出す

 

・SYAYOS

長野発の4ピースバンド。色んなタイプの変化球を大量に投げつけてくるスタイルで、なんだかどこまでも遠くへ行ってしまいそうな感じ。人気曲と触れて始まった「Last dance」は僕もお気に入りの曲で、やっぱノリがいいし人気曲なんだーとなる。変拍子だったり変化球の多さにハク。と通じる要素を感じたり、チャットモンチーの意匠も受け継がれてるのも感じた。

 

・せだい

1曲目から「modify Youth」で夏がスタートしたせだい。せだい版はテンポが速くてパンキッシュ。せだいは基本、和風な雰囲気を感じるけど、今回の楽曲(「十年」とか)にはアートスクールの要素(サビで同じ単語を繰り返すなど)を感じたりして、アートって色んなバンドに影響与えてるなって思う。「楽園」では、うんにょんさんがギターを置いて踊り出す笑。「Curemilky」は初めて聴いて良い曲だった!ライブ全体を通して格をまとったカッコよさがあった。

 

〈セットリスト〉
1.modify Youth
2.feel again
3.seasons
4.Service Ace
5.十年
6.Homunculus
7.楽園
8.Curemilky
9.春のまなざし

 

・zoo

岡山のスリーピースバンド。ギターボーカルの道信は、超右腕のギターでもある。彼女の力強くも美しい歌声が素晴らしい。ギターを筆頭に演奏も豪快。客の拳も突き上がる。結果、アンコール含め2回演奏された「2019」はキラーチューン!ライブバンドの1番いいやつ!道信が、今回のフォーマンが10年後の大学生に伝説として語られる存在になれば良いというようなことを言っていたけど、そうなる未来に僕も立ち会えたなら嬉しい限り。

 

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紅髪少年殺人事件 来日公演 w/おそロシア革命/ルサンチマン

7/14(火)下北沢THREE(開演:19時半)

 

・おそロシア革命

開演から15分ほど遅れて到着。20分ほど観れた。ボーカルはロリータ服着てギター弾いてたけど、楽曲からの印象でもっと病み病みスタイルかと思ったけど、ガンガン勢いのある青春ギターロックバンドのよう。音源で印象的な電子音はそこまで強くなく、ギターロックバンド!という印象。それが意外だったけど、だからこそめちゃ良かった!でもやはり、キーボードもかなり印象的で、このキーボードがあるからこその独自的な音楽性を生んでるし、かまってちゃんのようにトキメク。バンドメンバーも、ベース、キーボード、ドラム、それぞれ個性的だったのも良かった。普通にワンマンが観たい!

 

・ルサンチマン

より近くで観たからか、ショートにコンパクトに勢いがあって、迫力を存分に感じれた。インスト曲も何曲か挟みこんでいて、ルサンチマンのインストかっけーよなーと思う。紅髪少年殺人事件に対しては、「ナンバーガールを包み隠さない(笑)。でも、近づこうという想いは大切」と、語っていた。そんなルサンチマンも、ナンバーガールや凛として時雨のエッセンスを継いで、自分たちらしい強度を上げていってるバンドだなと思う。

 

・紅髪少年殺人事件 

紅髪は「あかげの」と読むらしいです。中国からやってきたナンバーガールフォロワーバンド。というか、ナンバーガールジェネリックバンド、ナンバーガール(偽)みたいなバンド。それは、ギターやベースの音もそうだし、曲の構成やフレーズに至るまで、まるでナンバーガールのパッチワークかのよう。だって、途中まんま「I don't know」のイントロ引用してたし笑。ベースの彼が「ナンバーガール、ブッチャーズ、イースタンユース、銀杏BOYZ、日本のバンドに人生変えられた」と英語で語っていたのが印象的。

 

 

帰りはまだやってる王将へ。

 

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年齢バンド 3rd EP “逃げても影がいる”Release TOUR 「かげぼうしツアー」 東京編 w/さらば帝国

7/12(日)下北沢THREE(開演:18時半)

 

仕事で新幹線で帰ってきて品川に着いて、Tジョイ品川に初めて行って、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語』を観た。それから家に一旦帰ったけど、やっぱ今日ある年齢バンドのライブが見たくなって、下北沢まで来た!

 

・さらば帝国

10分ほど遅れて入ると「喫茶夕暮れ知らず」を演奏中。続いてなんと、年齢バンドの「しばふがあおい」をカバー!めちゃ合ってた!次に披露した「波」は、今までのさらばとはイメージの違う祭囃子×パンクみたいな曲でめちゃ最高!さらばの根底にはパンクがあることが伝わってくる。次の「たとえば炎」ではギターの調子が悪いのか、一旦演奏を中断して「もっと踊りませんか!」と煽って最初からやり直し!そこから「セスナ」「おもいでぱんく」「レストラン」と披露。「年齢バンドと時代を創る」とAge Factoryみたいな宣言が出て披露されたのは「騒ぎ出す」。「友達の(ことを歌った)歌を」として「天国に行けるような」と「SUMMER TO REMEMBER」を披露。「SUMMER〜」はこの夏のサマーチューンだ!

 

・年齢バンド

2列目で観た。よねくぼが「憧れのバンドと好きなバンドは違う」と言ったうえで「さらば帝国は1番好きなバンド!」と語る。さらばのレコーディングのスタッフとしても携わっていて、仲は深く15回ほど対バンもしているという。年齢バンドにとって、今回の60分尺のライブは過去最長(今までは50分が最長)で、体力への不安も語られる笑。よねくぼはとにかく激しくアグレッシブに演奏して汗をかきまくり。「最前は気をつけて」と汗の注意喚起も笑。よねくぼの激しい動きでセトリの紙が吹き飛ぶと、ギターのシモヤマが蹴り戻す。クールなイメージのシモヤマは、ときおり笑顔が見えて違った一面を見た。ドラムのなるしまは、「なんの意味もないのにね」の演奏中にバスドラのペダルが故障したことを謝罪して、悔しさを滲ませる姿に爽やかがあって、ええ感じやった。サポートベースは弁天ランドのチャーリーで、年齢バンドのメンバーとはまた違った風を吹き込むようなバイブスで良かった。

 

1曲目は新EPから「あとは任せた」でスタートしたライブ。2曲目「友達だったんだ」は〈それからはもう話せなくなっても 夢の中ならすぐ仲直りできちゃうの〉〈あんたが嫌われて またはぶられても 俺は消えちゃ困るから 色んな言葉で待たせて 付きまとうよ〉とあるように、友達との別れのようなものを歌った曲。トルーパーの『友達がいました』とも親和性があるような。

 

3曲目は初披露の新曲。ノリが良くて、リリースが楽しみだ。4曲目〜6曲目は新EPの流れで披露。「428」や「524」など、年齢バンドの3桁数字タイトルは、何の数字を指しているのか気になるところ。よねくぼが龍のように暴れ回るほどのエモが爆発した「なんの意味もないのにね」からショートチューン「言いたくない」をぶちかます!

 

10曲目は、新EPを聴いてとにかくウケた「食生活」。曲がハードにカッコいいのがよりウケる。11曲目は清涼感のある心地よさを呼び起こす「戸は家」。先ほどのさらばのカバーに「1Aの歌詞が全然違う!」とツッコミを入れて、本家verの「しばふがあおい」を披露し、そこから熱が増す「仕方がないほど好きじゃない」、ラストは大名曲「上京しないで」でシメ。アンコールはサクッとということで「捕獲、加工、しゃけふーく」。何度も聴いてクセになる曲だ。物販でタオルとステッカーを購入。今日このライブに行くという選択をとって良かったと思えるライブだった。

 

〈セットリスト〉
1.あとは任せた
2.友達だったんだ
3.ムリージョ2
4.それっきりだよ
5.428
6.放っておきたい
7./524
8.なんの意味もないのにね
9.言いたくない
10.食生活
11.戸は家
12.しばふがあおい
13.仕方がないほど好きじゃない
14.上京しないで
アンコール
15.捕獲、加工、しゃけふーく

 

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