電池メンタル社会人日記

映画やライブの感想書きます

マカロニえんぴつ マカロックツアーvol.18 ~わたし、しばらく家を出ます!don't call マザー☆鈍行27本ツアー~

4/10(水)東京国際フォーラム ホールA(開演:19時)

 

最近は映画のポッドキャストといえば、「 the sign podcast」か、「カルチャー日記・脱出計画」か、「Radio18s」で、「カルチャー日記」の「夜明けのすべて」回を聴きながら、渋谷へ行き、bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下でやっている『海がきこえる』のリバイバル上映を観る。SNSの影響か若い人も多かった。座席が前後の幅が広いのか嬉しい!そこから1時間45分かけて歩いて東京国際フォーラムへ。最初は「Radio18s」の「オッペンハイマー」の回を聴いていたが、映画がつまらないからかこの回自体があまり面白くなくて、途中でやめてストレイテナーの1stアルバムを聴いた。あまりにもお腹が空いてローソンでおにぎりおかずセットを買って食べてから会場へ。

 

会場に着くと、客層は制服姿の女子高生や大学生と思われる女の子や男の子、男は大学生らしいチャラい髪型でちょっと怖くなる。2階の座席に着くと、周りには結構40代くらいの夫婦がいたりして、マカえんも幅広い層に届いてるんだなと実感。MCでも「メンズが増えて嬉しい」と言ってたし、バンドにとってそういう実感は大切なのだろう。

 

19時にライブが開始、SEの The Beatlesの「Hey Bulldog」が大音量で流れてそれでまずアガる。この曲を知ったのもマカえんのおかげだ。ライブを聴いて思うのは、はっとりのボーカルがちゃんとボーカリストとしての「声」があること。若手のバンドは誰も歌が上手くなってるけど、ちゃんとその人らしさの伝わるボーカルというのは最近のバンドの中では珍しい。あと、他の若手バンドと比べてサウンドがちゃんとロックバンドサウンドの心地よさがあること。ボーカルとサウンド面において、最近の若手バンドの中で群を抜いてるのは明らかかつ、出す曲全部にハズレがないのは凄まじい才能でしょう。前半はマカえんらしいポップでロックな曲を詰め込みMCコーナーへ。ベースがダンスを披露したりしつつ、はっとりが「〇〇スター?」と煽り、客が「ロックスター!」と答える、令和のフルカワユタカ?

 

MCコーナーを終え、後半戦へ。後半の選曲と曲順が好みで素晴らしかった。 11曲目は「クールな女」、背景のビジョンには夜景やネオンの映像が流れ、マカえんのチルかつダンサブルな部分が堪能できる曲。前半の4曲目でやった「愛のレンタル」もそうだけど、マカえんのダンサブルさが発揮される曲はライブ映えするし、どれもカッコいい。12曲目もダンサブルかつ構成も歌詞も独特な「TREND」。13曲目はダンサブルさも引き継ぎつつ、短い間に展開を詰め込んだ「ノンシュガー」、ほんとカッコいい曲で、曲終わりにはっとりが「ありがとうッ!」と短く叫ぶのもよかった。14曲目はイントロからノリノリになる「ネクタリン」。15曲目の「レモンパイ」は「こんな事いつまでやってんだって話」って歌詞が好き。16曲目はセトリを予習してた身からするとサプライズな今日発表の新曲「忘レナ唄」、ライブで聴くと疾走感バリバリのギターロックで最高で、演奏終わった瞬間「おい!」と思わず声が出ちゃった。17曲目はミラーボールの照明から気合いの入ってる「月へ行こう」。18曲目は大名曲の「悲しみはバスに乗って」、サビも気持ちいいけど、Cメロ部分の構成も気持ちよく、アウトロの演奏で昇天。

 

19曲目は「洗濯機と君とラヂオ」は、邦ロックの完成系を叩き出し、ノリノリで思わずジャンプしてしまう。20曲目は、焦らして煽って大絶叫を生んだ「ワンドリンク別」。21曲目の「ハートロッカー」でぶち上げ曲3連発を叩きつけ、22曲目で大名曲の「ヤングアダルト」も惜しみなく披露。アンコールがない方がロックバンド然としていい、本編に全てやり切るということで最後は「なんでもないよ、」で終了。最後に10月に大阪城ホールと武道館で追加公演をやると伝えて大歓声のまま終了。武道館も行きたい!次はあの大名盤「ハッピーエンドへの期待は」の曲ももっと聴きたいぜ!「海がきこえる」とマカロニえんぴつでエモで染められた1日だった。

 

〈セットリスト〉

1. スタンド・バイ・ミー

2.遠心

3.恋のマジカルミステリー

4.愛のレンタル

5.たましいの場所

6.リンジュー・ラブ

7.恋人ごっこ

8.たしかなことは

9.二人ぼっちの夜

10.春の嵐

11.クールな女

12.TREND

13.ノンシュガー

14.ネクタリン

15.レモンパイ

16.忘レナ唄

17.月へ行こう

18.悲しみはバスに乗って

19.洗濯機と君とラヂオ

20.ワンドリンク別

21.ハートロッカー

22.ヤングアダルト

23.なんでもないよ、

 

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