電池メンタル社会人日記

映画やライブの感想書きます

くるり 「感覚は道標」発売記念ツアー「ハードにキマる!つやなし無造作ハッピージェル」

12/22(金)Zepp DiverCity(開演:19時)

 

仕事終わってお台場へ。電車内でミキ昴生がゲストの「おぎはやぎのめがねびいき」を聴く。おもろすぎです。ダイバーシティのフードコートの「カールスジュニア」というハンバーガー屋で2000円くらいのセットを食べつつ、Wi-Fi繋いで「ドキュメンタル13」を開演時間まで観る。ひょうろくのシーンに笑いの神が降りてたな〜笑笑。

 

19時開演。完売でパンパンの会場。くるりがちゃんとZepp クラスのキャパを動員できるほどの人気を持続してることは素晴らしいことだ。今回はドラムは2人体制。初めは森信行で、最新アルバムから7曲演奏。「happy turn」は音源では冒頭にくしゃみの音が入っているので、それを再現するべく、こよりを鼻に入れて格闘。8曲目からはドラムはクリフ・アーモンドに交代。「ナイロン」はこれまで演奏してきた抜け感のある素朴なロックとは打って変わって、アダルトなジャズの雰囲気漂う空間へ。隠れた(?)名曲。11曲目の「Morning Paper」から一段と気合いの入る展開。「お祭りわっしょい」は曲名に似合わず、カッコいい演奏の曲。13曲目は「さっきの女の子」。ノリノリになれる元気なる曲で良いのだけど、大阪公演ではここで「すけべな女の子」を演奏していて、うわーこっちが聴きたかったよー泣泣となってしまった。14曲目は大好きな「虹色の天使」。ライブで毎回聴きたいくらいだ。15曲目は「冬の亡霊」で、今回のセトリに『NIKKI』の曲が多いのはクリフがサポートで入っていたアルバムだからだろうか(個人的に『NIKKI』は大好きなアルバムなので嬉しい)。本編ラスト2曲の「地下鉄」「HOW TO GO」は、音源でも大好きな曲だけど、クリフの力強いドラムで大迫力としか言いようのない演奏でカッコ良すぎて、ここが今回のライブのハイライトだった。

 

アルコールでは森とクリフのツインドラムでスタート。「世界はこのまま終わらない」は今作でかなりロック色を感じるカッコいい曲からのタイトルから体現してる「ロックロール」で一旦シメ。他のメンバーがはけて、岸田・佐藤・森の初期メン3人になってさらに演奏。大好きな「尼崎のの魚」の後は、なんだかんだ今まで生で聴いたことのなかった「東京」。ギターの「ガガッガガッ」ってやつは省略されてアレンジされていたけど、やはり名曲。

 

くるりは今年Spotifyで聴いたアーティストの中で1位だったし(2位:スピッツ、3位:バンアパ、4位:アジカン、5位:エルレ)、2019年からの総合ランキングでも1位だった(2位:レディオヘッド、3位:乃木坂、4位:スピッツ、5位:サニーデイ)。そんなバンドのライブを今年は2回も観ることができて嬉しかったです!

 

〈セットリスト〉

1.LV69

2.doraneco

3.happy turn

4.I'm really sleepy

5.朝顔

6.California coconuts

7.In Your Life

8.The Veranda

9.ナイロン

10.watituti

11.Morning Paper

12.お祭りわっしょい

13.さっきの女の子

14.虹色の天使

15.冬の亡霊

16.益荒男さん

17.琥珀色の街、上海蟹の朝

18.There is (always light)

19.地下鉄

20.HOW TO GO

アンコール

21.お化けのピーナッツ

22.世界はこのまま変わらない

23.ロックンロール

24.尼崎の魚

25.東京

 

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SPITZ JAMBOREE TOUR '23-'24 "HIMITSU STUDIO"

12/19(火)日本ガイシホール(開演:19時)

 

普段は遠征することなんてないのですが、スピッツのチケットが関東ではとれないので、名古屋も応募したらなんと当たったので、行くことにしました。スピッツのためなら遠征もいとわないよ!

 

名古屋に行く前に早稲田松竹で『恐怖の報酬 オリジナル完全版』と『バニシング・ポイント』の2本立てを観に行きました。結論から言うと結構微妙で、前日からの寝不足もあり、『バニシング〜』は結構寝てしまった。そこから高田馬場の「えびのや」で天丼食って(流石の美味さ)、東京駅から名古屋へ。新幹線内では最近見返してる『踊る大捜査線』をFODでダウンロードしたので2話分見る。今回、東海道新幹線ということで、スマートEXを使ったのだけど、こんなに便利でいいんですかっていうくらいに便利。

 

名古屋に着いて、ガイシホール最寄りの笠寺駅に行かないといけないのだが、意外と電車の本数がなくてやべーとなってると、臨時便も出ていてそれに乗ることに。パンパンの車内でしたけど。もちろん乗客の大半はガイシホールへ向かうのですが。

 

18時半過ぎに会場に到着。駅が狭くて出るのにも時間がかかったので、心配だったけどなんとか間に合ってよかった。会場内の大きくわけて4箇所のトイレのうち、4分の3は女性トイレだったので、女性客が多いのかなと思ったけど、場内に入ってみると老若男女の様々な客層がいたので、さすがスピッツと思った。そして場内に入って思ったけど、やっぱ誰かと来たかったなと思うし、というかカップルで来たかったと思うけど、別に僕には彼女なんていないし。

 

19時開演。そもそも今回のアルバムが名曲しかない時点で最高のライブになることは確定してたけど、やはり最高だった。1曲目の「めぐりめぐって」は手拍子ノリ。これがスピッツのノリなのかなと隣の中年女性を見ていて思った。若い邦ロックだと、手を挙げるノリが多いので意外というか、世代を感じたけど、結果的には全曲で拍手ノリではなく、手を挙げるノリもあったりして、客がそれぞれの楽しみ方で楽しんでいた。2曲目は 「ときめきpart1」。『水は海に向かって流れる』のエンディング曲で、映画館で聴いたときも泣けたけど、やはり泣ける曲だった。この曲からモニターがドンとついてアガる。メンバーそれぞれにカメラがあるのもファン想い!1曲目始まったときはモニターないのかと思っていたので嬉しかった。3曲目の「けもの道」は重いベースから始まり、ロックモード開幕。ベースもギターもステージの端まで動きまくり。5曲目の「紫の夜を越えて」もまた良い曲すぎて泣ける名曲だし、ほんとかっこいい曲。6曲目の「大好物」は初めて聴いたとき歌詞が大好きで泣いてしまった曲。ほんと泣ける曲ラッシュ。7曲目は「チェリー」。90年代の大ヒット曲を生で聴けてる嬉しさ。やっぱ誰しもが最初はこういった有名曲からハマっていくものだから。

 

11曲目から過去の名曲ゾーン突入でよりノリノリに!12曲目の「楓」は染みまくり、刺さりまくりで体をゆらゆら動かしてノリノリ。14曲目は「未来未来」。この曲はアルバムの中では異色だが、スピッツのセンスが爆発した大名曲。そしてまたもや大大大名曲の「夜を駆ける」のたたみかけ!たまらなすぎる……!!ライブで聴くことでドラムがいかに特徴的な曲か実感。「楓」→「サンシャイン」→「未来未来」→「夜を駆ける」の流れ、気持ち良すぎで絶頂しそうだった。

 

16曲目の「俺のすべて」からはさらに盛り上げる。スタッフ含めて観客全員で手拍子ノリ。ライブでこんなに盛り上がる曲なんだーと。ライブ定番曲なんですかね?草野もタンバリン片手に動きまくり。一体感がハンパなくて単純にここが一番テンション上がったかも。17曲目はMCでりスピッツの寿命が10年伸びた」という大ヒット曲の「美しい鰭」。18曲目の「オバケのロックバンド」はメンバー全員が歌う楽しさが全開。20曲目の「8823」でぶち上げて、21曲目の「涙がキラリ☆」でちゃんと90年代の代表曲をやって本編はシメ。

MCも印象的だ。舞台には大きなスケボーやイチゴ、超合金のロボットのセットがあるのだが、律儀にそれぞれに触れたの誠実すぎでしょ(床が黒白のタイル状になってたのも、新宿ロフト的なライブハウス忘れてないぜって感じでよかった)。セットに触れつつ、良いエピソードがあって、中学のとき、足りないお小遣いでスケボーかエレキギターのどちらかを買おうと思って、ギターを選んだ!って話良すぎ!コナンのおかげでサブスクのランキングで若いアーティストの中にも混ざってるという話から、若い人の曲カバーすると若い気分になるというくだりで、藤井風の「さらり」をカバーすると、チェリーの歌詞で他のアーティストの曲をやるくだりになり、ゆずの「栄光の架け橋」とスキマスイッチの「全力少年」をカバー。この選曲からスピッツはロックだけじゃなくて、日本のポップスを担ってる自覚がちゃんとあるんだなー(深読みですが、、、)と思えてさすがだなと。一番痺れたのは「スタンド、アリーナ最後列のあなたのために歌います」と言ったところ。かっこよすぎて細美武士のMC!?ってなったよ。ライブ中何度か、盛り上げの話になって、草野さんが普段はあまりやらない「名古屋いくぞー」と叫んでちゃんと盛り上がって、「こういうのが嫌だからスピッツ来てる人もいる」ってちゃんとフォローするの優しすぎじゃない!?アンコールでは「スピッツのことを暇なときには思い出してください」「生まれて来てくれてありがとう」とまで言ってくれてほんと感動しちゃうよ。

 

アンコール含めて23曲の2時間半ほどだが、大満足。たとえ指定席だって、1曲1曲のクオリティと演奏のクオリティが高ければ、最高のロックのライブになるんだと。また次も行きたくなるし、長く活動を続けてほしいと思う。

 

ワンマン初めて来たけど、改めてスピッツが日本のロックバンドのトップオブトップであることを実感。老若男女に愛されてるし、楽曲のクオリティは下がらないし、定期的に作品を発表してくれるし、ヒット曲出し続けてるし、メンバーチェンジとかないし、演奏上手くてサービス精神いっぱいでカッコよくて若々しいし。特に草野マサムネのボーカルの変わらなさは凄い!!あとほんとイケメンだな。全てが。そして何よりロックだし、本気で感動してるよ。もう完璧でなんも言えねえっす!!名古屋まで来てよかった!

 

〈セットリスト〉

01. めぐりめぐって
02. ときめきpart1
03. けもの道
04. 跳べ
05. 紫の夜を越えて
06. 大好物
07. チェリー
08. 青春生き残りゲーム
09. 手鞠
10. i-O(修理のうた)
11. 正夢
12. 楓
13. サンシャイン
14. 未来未来
15. 夜を駆ける
16. 俺のすべて
17. 美しい鰭
18. オバケのロックバンド
19. 甘ったれクリーチャー
20. 8823
21. 涙がキラリ☆

アンコール
22. えにし
23. 不死身のビーナス

 

空いてる飯屋がなくてホテルの近くの松のやで名古屋っぽく味噌カツを食べる。アパホテル名古屋駅前北店に泊まり(大浴場があって嬉しい!あとアダルトビデオがテレビで無料で見れるのも嬉しい!とゆーかホテルの隣に「世界の山ちゃん」あったからそこで手羽先食えばよかったー)。翌日の昼食は「魚忠」という回転寿司屋に行ったので、結局名古屋メシ食ってねー。東京に戻って新宿シアターサンモールでシベリア少女鉄道の『持続可能彼女』を当日券で観る。作・演出の土屋さんが当日券アピを毎日ツイッターでしていたので、お客さん少ないのか思っていたけど、ほぼ満席だった。シベ少の舞台を観るのは初めてで、前半がフリで後半にメタ的な回収が入る面白い演劇という情報だけはネットで知っていた。今回は舞台が宇宙船で4人の女性がサスペンスドラマのように何やら言い争いをしている。これが前半30分のフリでオチの60分は実はもう1人女性が登場して、彼女はお金がなくてこの劇場自体に住み着いていて、この宇宙船の舞台にもちょこちょこ顔を出すのだ。4人は彼女のことが可愛くて守ってあげたくてセットを次々に破壊して、彼女の生活の糧にするのだ。確かに舞台を観ていて思う、ここまでセット作ってあるのにもっと活用ししたらいいのにー勿体無いという気持ちをまさにタイトル通り、持続可能していく展開。単純に舞台セットが破壊されて変わりゆく様は興奮する。中盤、彼女の作った黒豆を4人が食べて、ほぼ演劇を放置するシーンや彼女が消えて客席まで追いかけるシーンなど面白さが連発する。最後にはバットエンドのはずの舞台がサンタもやってきてクリスマスツリーも立ってハッピーエンドで終わるのだ。『ラヂオの時間』のようにメタ要素が劇中劇さえも大きく変えるエンディングにフィクションの素晴らしさを感じる。最後にクリスマスを感じさせてしっとり終わる展開が12月に観れてよかったなと思う。夕食は「第一旭」の九条ネギ追加した醤油ラーメン。移動中に『踊る大捜査線』をチマチマ観ていたら最終話まで辿り着いた!

 

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2023年水曜日のダウンタウン放送リスト(9月〜12月)

9/6 #346

・100万円争奪金網デスマッチ

・番宣CMでダウンタウンがガッツリ泣いてたら流石に視聴率爆上がり説

9/13 #347

・正体バレたら即脱落 マスクマン旅

・久々に見た芸能人のキャラが3倍増しになっててもまぁそんなもんかと思っちゃう説(クワマン、林家ぺー・パー子)

9/20 #348

・街で同じベースボールキャップを被ってる人を集めて野球対決 ニューヨークヤンキースvs読売ジャイアンツ

・店舗分のシャッターキングオブシャッター商店街算出できる説

10/4 #349

水曜日のダウンタウン 意外な初登場SP(総集編)

10/11 #350

・ダブル八百長対決 第4弾(盗塁、ゴルフ、大食い)

・マジで死ぬかと思ったエピソード誰でも1つは持ってる説 第2弾

10/18 #351

・学生服さえ着ていれば何歳であっても高校生で通せる説

・コンビ芸人知名度格差ランキング2023 ラパルフェがぶっちぎりの1位説 

・説教の達人

10/25 #352

・「人がいる」の仕掛け人をやったあと 帰宅した自宅に人がいたら気の緩みもあってめちゃ怖い説

・自分のグッズ身につけてる人見つけるまで帰れません

11/1 #353

・みんなの説SP

11/8 #354

・犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリめちゃしんどい説第2弾(前編)

11/15 #355

・犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリめちゃしんどい説第2弾(後編)

11/22 #356

・タッグ相撲最弱コンビ決定戦

・打ち合わせ中 隣の部屋からカレーの匂いを送り続けたらその後全員カレー食う説第3弾

11/29 #357

・天下一品に来た客が「こってり」頼むか「あっさり」頼むかギャンブル

・髪型とメイク次第でIKKOそっくりになる"IKKOの原石おじさん"街に埋もれてる説

12/6 #358

・スベリ–1GP(前編)

12/13 #359

・第9回替え歌最強トーナメント(長渕剛ファン)

・スベリ–1GP(後編)

12/20 #360(90分SP)

・怪しい自称プロデューサーから「100万円払ったら『水曜日のダウンタウン』に出してあげるよ」と持ち掛けられ、ホントに払ったヤツがホントに出演できるホントドッキリ

・バラエティに出たことのない新人タレントならスタジオ展開が一言一句台本通りでも信じちゃう説

・銃で撃たれた事がある日本人、探せばギリいる説(ニセ検証)

 

 

 

Cody・Lee(李) LIVE TOUR「せいかつはつづく TOUR」

12/5(火)恵比寿 LIQUIDROOM(開演19時)

 

昼にチバユウスケの訃報が流れた。中学のとき、YouTubeで見たミッシェルのライブの動画でガツンと衝撃を受けて、日本のロックスターといえばチバって感じがした。桑田佳祐椎名林檎に並ぶくらいボーカリストとして個性的で誰が聴いたってわかるくらい、その人にしか出せないものがある。これまでミュージシャンの訃報って、どこか世代やジャンルが違って遠い話だったけど、ここまでショックを受けたのは、やっぱロックが好きだったし、チバユウスケが好きだったんだなと思う。そんな想いを抱えながら出かけた。

 

TOHOシネマズ渋谷で『怪物の木こり』を観た後、リキッドルームへ。開演までの場内BGMではミッシェルの「デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ」が流れていた。Cody・Lee(李)のメンバーもTwitterでチバの訃報にはショックを受けていた。19時に開演。前回の5月の東京ワンマンでは30分遅刻して聴けなかった「おどるひかり」が聴けてよかった。ほんと名曲だと思う。1番アガったのは「悶々」。ノリノリになっちゃうくらいカッコよかった。「さよuなら」は、さよならソングにありがちな湿っぽさは無く、ポップでキャッチーな心地よさがずっとあって超よかった。アンコール前には毎度お馴染みのグッズ紹介があり、後ろのスクリーンを使って紹介して、コラ画像まで用意しててウケた。アンコールはCody・Lee(李)を代表するパンクチューン2連続で爆速で終わってカッコよかった。

 

途中のMCで「同世代のバンドは武道館に行ったりして、置いてかれてる気がする。メンバーの脱退や、MVの再生回数の下がってる」と漏らしていたが、こんなに名曲しかないバンドなのだから自信を持って欲しい。新体制ライブも変わらず良かったし、フジファブリックの良かった時期の感じを継承しているし、マカロニえんぴつくらい売れるって思うし、もっといけるはずって思うよ。

 

帰りは「えびす飯店」で醤油ラーメン。シンプルイズベストの美味さ。

 

〈セットリスト〉

1.LOVE SONG

2.愛してますっ!

3.W.A.N.

4.おどる ひかり

5.I'm sweet on you (BABY I LOVE YOU)

6.涙を隠して (Boys Don't Cry)

7.我愛你

8.悶々

9.WKWK

10.honest

11.新曲

12.異星人と熱帯夜

13.在夜市再見

14.1096

15.drizzle

16.さよuなら

アンコール

17.初恋・愛情・好き・ラヴ・ゾッコン・ダイバー・ロマンス・君に夢中!!

18.When I was cityboy

 

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HOT STUFF PROMOTION 45th Anniversary マカロニえんぴつ/GRAPEVINE

11/28(火)Zepp Haneda(開演19時)

 

Zepp Hanedaがライブ会場のとき、天空橋にいつも飯屋が無くて困る。今回は京急羽田空港第一第二ターミナル駅で降りてみて、第二ターミナルの3階の回転寿司に入ってみたけど、店内狭いから同じメニューばかり回るし、そもそもメニュー少ないし、店員の顔見えなくて注文しづらいし、微妙。普通に蕎麦屋とかがコスパ的にベターかなと思った次第。

 

・マカロニえんぴつ

ライブ会場へ。先行はマカロニえんぴつ。なんだか今年に入って急激にハマってアルバムも一通り聴いた。マジで楽曲に外れなしというか、ちゃんとロックバンドとしてカッコいいし、ポップスとして最高。日本のポップスはヒゲダンとマカえんが入れば心配ないって感じだし、もしかしてスピッツくらいいいんじゃないと思ってる。だからライブ観てみたいなと思っていたけど、ワンマンは日程が合わず。と思っていたらこの対バンの1週間前に気づいてチケットも売っていた(当日券もあった)ので行くことにした。普段は1人で当たり前のようにライブにいくのだけど、なんだかマカえんとかヒゲダンとかぼっち行くの辛そうだなと思ったけど、そんなの関係ねぇの精神で好きなものはいつだって観ていたいの精神で来た。

 

ここ1年くらいライブハウスではずっと観づらいなーと思いながらのライブ鑑賞だったけど、今日はマジではっとりさんの真正面だった。今までの観てきたロックバンドのライブと違ってメンバーがファンに笑顔を振りまくしさわやかでギャップを感じる。名盤『大人の涙』の1曲目「悲しみはバスに乗って」と大好きな「ヤングアダルト」が立て続けに来てヤベー!となる。終盤は「こっから本番だ!」と「ハートロッカー」と「洗濯機と君とラヂオ」という初期のまだいわゆる邦ロックっぽい、けど確実に盛り上がる2曲をキメる。この流れで「ワンドリンク別」も来るかと思ったけど無かった。


ライブを初めて観た感想としては、どっちかといえばライブハウスよりホールとかで観たい感じ。
なぜライブに行くのか、音源とは違うフィーリングを体感したいからだけど、そういう感じは少なかった。それは楽曲がもうポップソングとして完璧に完成されてるからかもしれない。1時間ではあっという間。だからこそ次はワンマンで確かめたい。まだまだ観たい。

 

〈セットリスト〉

1.愛の波
2.レモンパイ
3.たましいの居場所
4.君を待つ間 (GRAPEVINE)
5.恋人ごっこ
6.はしりがき
7.リンジュー・ラヴ
8.悲しみはバスに乗って
9.ヤングアダルト
10.stay with me
11.ハートロッカー
12.洗濯機と君とラヂオ
13.星が泳ぐ
14.なんでもないよ、

 

GRAPEVINE

マカえんの後、客が結構帰っていて、僕も正直マカえん目当てだったからどうしようかなと思ったけど観ることにした。こういうことになるので対バンはあんまり好きではない。会場に戻ると結構男の子の学生グループで来てる人も多くて、そういう人たちが僕の周りは残ってた(もちろんカップルや女の子グループもいた)。

 

正直、バインはあまり通って来なかったし、「光について」はもちろん聴いてたけど、このライブ決まったから『Lifetime』を一聴しただけだ。演奏が始まるとMCも含めてベテランの風格が持つ安定感で惹き込まれた。1曲1曲はメロウでありながら、ファンキーだったり、ゴスペルちっくだったり、そしてもちろんロックを感じた。歌声も楽器とは言ったものだけど、高音ボーカルは楽器そのもので、歌も演奏も全ての音がカッコいいの一言に尽きた。ちなみにアンコールは観てないので「光について」は聴けてません。帰りはキリンジの『3』を聴いて帰った。

 

〈セットリスト〉

1.Alright
2.Ready to get started?
3.NOS
4.Ophelia
5.The Long Bright Dark
6.ねずみ浄土
7.アマテラス
8. SEX
9.雀の子
10.実はもう熟れ
11.それは永遠
12.Ub (You bet on it)
encore
13.光について 
14.B.D.S.

 

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神聖かまってちゃん 結成15周年ツアー 「聖なる交差点」 初日

11/8(水)HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3(開演19時)

 

昼にTOHOシネマズ新宿で深川麻衣主演の『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』という映画を観て、あまり面白くなくて、紀伊國屋書店で森田ひかるが表紙の『BUBKA』を購入して、埼京線に乗って、車内で吉田豪によるマキシマムザ亮君のインタビューを読んで、北与野駅へ。最近『最高の離婚』を観ていたので餃子が食べたくなって、駅近くの「ぎょうざの満州」でダブル焼き餃子セットとエビ水餃子を注文してお腹いっぱいになってからライブハウスへ。

 

相変わらず客層の若いかまってちゃんのライブ。僕は2017年から年一回はワンマンを観に行ってるので、今年もようやく観れて嬉しい(春のツアーはコロナで行けなかった)。会場内ではPixiesの「Doolittle」がながれてた。の子さんがMCでは山崎まさよしに触れつつ(笑)、「これからもいい曲沢山作っていく」「40代も精進する」という頼もしい発言が出たなかで、15年の中でセトリを作ってみてほぼ全曲名曲と言っていて、僕もマジで同意するし、それが表れたライブだった。

 

ライブの前半は「死にたい季節」「自分らしく」「肉魔法」などのライブ定番曲や「るるちゃんの自殺配信」「僕の戦争」「フロントメモリー」などの代表曲、「Os-宇宙人」「スピード」「未知なる方へ」など聴けて嬉しくなる名曲を惜しみなく披露。何より会場全体がダンスフロアになる「Girl2」はライブ化けする定番曲になったなと。

 

いつもなら中盤でテクノ曲連発ゾーンがあるが、今回は暗転スタートのダウナー曲連発。「緑の長靴」「マイスリー全部ゆめ」「夕暮れの鳥」ときて、かまってちゃん屈指の名曲「レッツゴー武道館」ときて、「ロク鳴り」で締め。

 

アンコールのラスト2曲は「学校に行きたくない」「僕ブレード」と痺れる選曲。結構ライブは観てるはずだけど、「学校に〜」は初めて聴けたかも。の子さんもダイブして後方にいた僕のところまで来た。「くそったれ社会!ぶっ殺してやる!なめんじゃねぇ!ロックンロール!」と叫び、「きっと良くなるさ」を合唱して終了。今日のライブ、後方じゃなくて前方、せめて真ん中あたりで見たいセトリだったな。まぁソールドアウト公演で整番も遅かったので無理だったのだけど。MCで今日は水曜日で社会人は明日も会社と触れていて、まさに僕も明日仕事なのだが、社会がくそったれであることを実感するために、そこから今日だけは解放されるためにも埼玉まで遠出して良かったなと思う。

 

〈セットリスト〉

1.死にたい季節

2.Os-宇宙人

3.グロい花

4.るるちゃんの自殺配信

5.スピード

6.未知なる方へ

7.僕の戦争

8.Girl2

9.自分らしく

10.肉魔法

11.フロントメモリー

12.緑の長靴

13.マイスリー全部ゆめ

14.夕暮れの鳥

15.レッツゴー武道館っ!

16.ロックンロールは鳴り止まないっ

アンコール

17.バイ菌1号

18.学校へ行きたくない

19.僕ブレード

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LITE / ZAZEN BOYS -Crushing-

11/3(金)新宿MARS(開演19時)

 

ZAZEN BOYS

こんなギュッとしたライブハウスは初めてだったし(ライブハウスって感じ〜)、こんなに近くで向井を観たの初めてだった。向井秀徳って単語でしかMCしないのか。

 

「SI・GE・KI」のギター、昂らせる〜!!「RIFF MAN」まじアツかった!「RIFF MAN」で観客がモッシュしまくる15年くらい前のライブ動画よく見てたから感激ですよ。「破裂音の朝」、ギターの音色で泣かせるの、さすが向井秀徳〜って感じ。

 

ライブ全体が気合の入った真剣勝負って感じで技巧派バンドにありがちなスカす感じがなくて、向井秀徳のアツいライブ演出が好きです。
いつか半透明少女関係見れたら最高。

 

〈セットリスト〉

1. SI・GE・KI
2. ポテトサラダ
3. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
4. RIFF MAN
5. Weekend
6. バラクーダ
7. チャイコフスキーによろしく
8. 破裂音の朝
9. 永遠少女

 

・LITE (ライト)

若手っぽくみえるけど、もう20年やってるベテランバンド。音源も聴いたことなくライブも初めてなんだけど、これまで時々かすっていた。ベイキャンプの遠くのステージから聴こえてきたり、『騙し絵の牙』のサントラで使われていたり。グレープフルーツジュースのドリンク飲みながら後ろの小型テレビでライブを観た。MCでは「ここにいる奴らは変拍子大好きだろ」と言って、「インストバンドってなんだっけ」と言うほど歌詞のある曲もやってた。新曲も歌詞ありだったけど、電子感あってカッコよかった。音と音のぶつかり合い対バン。これこそライブの醍醐味。こういうことを感じるためにライブに行くんだよな。 

 

〈セットリスト〉

1. Endless Blue
2. Ef
3. Zone 3
4. Dark Ballet
5. Deep Inside
6. 新曲
7. Bond
8. Crushing
9. Phantasia

アンコール

10.Human Gift

 

帰りに新宿のやよい軒でミックスフライ定食(カキフライ、エビフライ、アジフライ)食べた後、駅前で、そばかすチャーリーというおとぼけビーバーみたいな語感のバンドが演奏していてちょっとだけしか聴いてないけどカッコいい感じだった。彼らもいつかザゼンやライトのようになるのだろうか

 

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