電池メンタル社会人日記

映画やライブの感想書きます

TENDOUJI ONEMAN TOUR

6/29(土) 恵比寿 LIQUIDROOM(開演:18時)

 

昼にヒューマントラストシネマ渋谷で『ルックバック』を観て、かなり食らってから、徒歩で25分ほど歩きながら恵比寿リキッドルームへ。アクモンの1stを聴きながら。

 

TENDOUJIはここ最近ハマったバンドでせっかくなのでワンマンのチケットをとって来てみた。なんとなくイメージではパンクなんだろうと思ってたけど、アルバムやEPを一通り聴いてみると、ゆったりして美メロな楽曲が多くて、こっちが本質なんだろうなと感じた。というか、自分たちの好きな音楽をそのままやってるという感じで、とても好印象。やりたいことをやる、それが1番いいからね。だから洋楽に1番近い日本のロックバンドだなと感じて、洋楽っぽいの聴きたいときに最近よくハマってた(それなら洋楽のバンド聴けって話ではあるが、、)。

 

場内ではアクモンの曲が流れたりして、さっきの自分のシンクロ!オアシスの曲が大きくなると、ライブが開演。サッカーの「オーレー」って曲に合わせてメンバーが登場。下手ギターのアサノは短パン姿に目には眼帯でロン毛も伴って海賊のよう。上手ギターのモリタは黒髪でTシャツインで、真っ直ぐなサッカーやってた好青年みたい。ベースのヨシダはサッカーのユニフォームのような格好で顔はCody•Lee(李)のギターに似てた。ドラムのオオイはよく見えなかったが、バンダナをしてたのは確かだ。1曲目 「TENDOUJIのテーマ」からスタートすると、後ろの幕が開きスクリーンには昔のサッカーの映像が流される。ステージ上にもサッカーの風船やライトが飾ってあり、グッズのサッカーのゼッケンのようなものを着ている客もいるので、このバンドはよほどサッカーが好きなんだろうなと。好きなものを詰め込んでる感じも好きだ。

 

2曲目「Kids in the dark」から客が詰め寄り、モッシュとダイブが前方で起こる。リキッドルームはフロアの中央に柵があり、前方と後方でわかれる形で、僕は後方でとりあずゆったり観ていた。テンドウジはメンバー全員にマイクがあり歌うので、8曲目「SHPP」ではベースのヨシダが、9曲目「Jellyfish」ではドラムのオオイが歌うのも楽しい。アサノがこの10年で両親がどちらも亡くなったというエピソードに触れてから、その気持ちで作ったという「June song」を披露。14曲目は屈指の名曲「I don't need another life」を披露したあと、アサノが「テンドウジはこういうゆったり踊れる曲もあるけど、もう一面ある」と話し始め、「スイッチ入れていいですか!」「ケガしないよって人!他の人を傷つけないよって人!」と宣言してから EASY PUNKを掲げるテンドウジのパンク曲ゾーンへ突入。

 

観客の「おーおー」という掛け声から始まる「FIREBALL」から始まって、ウズウズしてた客のボルテージはマックスへ。続いて、僕がテンドウジにハマったきっかけの曲「BIGLOVE」が披露されると、僕もたまらず前方のモッシュゾーンへ。2曲ほどモッシュするだけで疲れて息が上がって自分の体力の無さを実感。「Peace Bomb」ではサークルができて、モリタが「このトルネードみたいなやつ?他のフェスとかで観るけど、ここのが1番小さい笑」と言ってからの数字カウントしてモッシュ!からのブチ上がり曲「HATTRICK」でやはり、モッシュゾーンに突入!最後は「TOKYO ASH」でシメ!最高!

 

アンコールでは本編ではやらなかったパンクソング「COCO」も披露!鳴り止まないアンコールで、ダブルアンコールとして再度登場。多分1stアルバムの「GROUPEEEEE」をやってから最後は 「TENDOUJIのテーマ」でシメ!ダイブの嵐で1曲目のときは盛り上がりが全く違うぜ!!モリタはMCで「28歳のときに始めて、何事にも早いも遅いないことをバンドで体現してみせる」と宣言し、アサノは「解散なんてしねーよバカ!考察とかは前髪で隠れてるバンドでやってくれ!」と言い放つ。またライブはやるからいつでも遊びに来てと2人とも言ってた。ロックバンドってアイドルと違うし、気軽にいつでもライブハウスでフラッと行って遊ぶようなものだよなと思う。テンドウジはまさにそれを体現している。気軽なカッコよさ、TENDOUJI。

 

アサノのライブで夜遅くなるのがイヤというモットーの元、ダブルアンコールまであったのに、まだ20時で、帰りはお馴染みの「えびす飯店」で醤油ラーメンと炒飯をフルサイズで注文してしまい、しんどくなったので、今度からチャーハンは半サイズでいいなと思った。

 

〈セットリスト〉

1.TENDOUJIのテーマ

2.Kids in the dark

3.TEENAGE VIBES

4.NO!NO!NO!

5.Black star

6.Skippy

7.DODA

8.SHPP

9.Jellyfish

10.June song

11.Song for you

12.Just Because

13.STEADY

14.I don't need another life

15.FIREBALL

16.BIGLOVE

17.HEARTBEAT

18.Peace Bomb

19.Killing Heads

20.HATTRICK

21.TOKYO ASH

アンコール

22.GREAT DAWN

23.COCO

Wアンコール

24. GROUPEEEEE」

25.「TENDOUJIのテーマ」

 

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