1/26(金)Zepp DiverCity(開演:19時)
病院行った結果、骨折とかではなく、肩の筋(腱板)を痛めてるとのこと。これで腕が上がらず服も脱げず、上着も着れない、大変不便な体になったわけだが、せっかく休みをとったのにこのまま家で安静にしてるのがなんかムカついてきて、このまま出掛けてやろうという気持ちになって下北沢でコンプソンズの『岸辺のベストアルバム!!』という舞台を観た。前から評判は聞いていたけど、これが傑作でした!!最近あった不順なことを吹き飛ばすくらいに面白くて、僕も脚本書くならこういうのが書いてみたいと思える作品だった。結論としては魔法少女ものになるのだが(セーラームーンの主題歌が流れるとこ泣ける!)、それに至るまでの新宿歌舞伎町のトー横やホストを舞台にしたり、ファンタジーやサイバーパンクの要素があったり、椎名林檎か宇多田ヒカルのカラオケだったり、少年Aなど殺人・現在の戦争を物語ることについて、関係なくても殺人に断固として反対することについて、物語に対するメタな視点を何重にも折り混ぜる作劇、登場人物の名前が春夏秋冬で揃うシンプルな気持ちよさ、東浩紀と宮台真司を掛け合わせたキャラのサブカルネタ、最後の気合いとノリの詰まった展開など、書き出せばキリのないほど面白さが詰まっていた。その中でも出演していた波多野 伶奈さんが可愛かった。終演後はシナリオブックも購入しちゃった!
お台場に移動して、「デックス東京ビーチ」のたこ焼きミュージアムなる場所で水・金限定の食べ比べセット(1300円)を買って、5店舗それぞれ2、3個のたこ焼きのセットを食べて、もうそれだけでたこ焼きは満足って感じ。で、2日ぶりのZeppへ。一番後ろの右端の角で観た。こんな場所から観るの初めてだったけど、ちゃんと4人が見えて良かった。
ピロウズは18年のベイキャンプで初めて見て、21年の『Smile』『Thank you, my twilight』の再現ライブ以来。大体3年に1度のペースで観てる。今回のライブはアルバム縛りなしのいわゆる普通のツアーで、それ自体が8年ぶりとのこと。今回のセットリストって皆さんどうだったのでしょう。そりゃすごいファンの人はアルバムも聴き込んでるから知ってる曲も多いと思うけど、僕みたいなライトなファンとかは。僕はフリクリからピロウズにハマってそれで、フリクリに使われた曲とかベスト盤に入ってる曲とか定番曲を30曲ほど詰め込んだプレイリストを作ってよく聴いてるんだけど、そっからの選曲はほとんどなかったので結構マニアックだっんじゃないかな。もっとアルバム聴かないとな思いました。だからといって、演奏した曲が悪いということはなく、どれもピロウズの作曲センスが炸裂したいい曲ばかりでハズレはない!!演奏もギターはめちゃめちゃかっこいいし、ドラムの佐藤はもうすぐ還暦のおじいちゃんだけど、それを気にさせない、パワフルさと正確なビートで、素早いテンポもお手の物で、見た目の白髪に騙されないさすがプロって感じ。去年、チバユウスケが亡くなったけど、山中さわおはチバと同い年。この2人こそ、日本のロックンロールスターだと思うし、チバが亡き今、山中に日本のロックンロールを引っ張っていって欲しいと思う。ピロウズは今年35周年。そのライブはさらっとやると言っていたけど、40周年は盛大にやって欲しい。それまで活動続けて下さい!!
帰りは新橋駅の直久(なおきゅう)というラーメン屋で食った。Zepp台場のときは、夕食もうここでいいじゃん。
〈セットリスト〉
1.Tokyo Bambi
2.Coooming sooon
3.Mr.Droopy
4.プロポーズ
5.Flashback Story
6.Come Down
7.Sleepy Head
8.She is perfect
9.Purple Apple
10.Have You Ever Seen The Chief
11.Ladybird girl
12.like a lovesong (back to back)
13.My girl
14.Last Holiday
15.LITTLE BUSTERS
16.About A Rock'n'Roll Band
17.Stroll and roll
アンコール①
19.Funny Bunny
20.Primer Beat
アンコール②
21.Movement
アンコール③
22.POISON ROCK'N'ROLL