情報
制作 TRIGGER
監督 雨宮哲(あきら)
脚本 長谷川圭一
期間 2018年10月〜12月
話数 12話
声優
広瀬裕也:
感想
記憶喪失の響は立花の家で目覚め、ジャンク品のパソコンから聞こえるグリッドマンの声におびき寄せられる。街に現れた怪獣に対して、パソコン画面の中へ侵入して響はグリッドマンと合体して戦う*1。戦いが終わると街は修復し死んだ人間のことは忘れられる(記憶改竄される)。怪獣はクラスメイトのアカネが創造していた。アカネは邪魔な人間を怪獣で殺して理想の世界を作り上げる神様なのだ。町の外は濃い霧で隔離され、空には別の町がある*2。響はアカネが作った怪獣と戦い続ける。
特撮的なツボが抑えられている。ウルトラマンを見ていても興奮するのは森より市街地戦なので、街が毎話ごと修復する設定はよくできてんなーと思った。カメラの位置も特撮感あるし、毎回違う形の怪獣が出るなんて最高だ*3。途中で無敵な宇宙人が出てくる回があるあるだなー。特に9話の夢にとらわれる回が良かった。
特撮的な面白だけでなく深夜アニメの面白さも十分あるのが楽しい。1話でOPがかかる定番の熱い展開で「このアニメできる子っ!」と確信。カットのセンスも映画のようでいいし「あなたへ」(大好きな曲)ともピッタシだった。全てのキャラクターが愛おしくて素晴らしい。ダリフラと違うのはココだと思う。やっぱアニメはキャラが良くないとね。敵のボスが中華屋で座ってるのも笑ったし、立花の母親『フリクリ』のハル子っぽいなぁーと見ていたらなんと新谷真弓さん!戦闘のエフェクトやキャラのギャグ感にトリガーらしさもあるが全体的にトリガーの「クセ」が抑えめになっていたので見やすい作品になっていた。